あるプレゼントがもたらした悲劇
2006 / 09 / 24 ( Sun )
ヴェネチア郊外に住むブロガーRicciaさんのブログ、『Ciccia ricciaのイタリア』http://ciccioriccio.blog18.fc2.comで見つけた記事を読んでいて思い出したことを書こうと思います。

ricciaさん曰く、

『イタリアでEU以外の国からの郵便物の受け取りで、あるときは手数料ということで、5ユーロ徴収されたり、またはIVAの名目で20ユーロ徴収されたりします。これを拒否すると荷物が引き取れないので、すっごい理不尽だけど泣き寝入りせざるを得ません。』

とのこと・・・。
そして、税金関係の警察であるGuardia di Finanzaは、この件で郵便局を訴えているとのこと・・・。(詳しくはricciaさんのブログでどうぞ!)

なんだかなぁ〜・・・。

私は、イタリアからの郵便やらD○LやらFED○Xなどの荷物を受け取ることは多いのですが、逆にイタリアへはあまり送ることはないので、実はこういう出来事が起きていたとはツユ知らず・・・。

この記事を読んでいて思い出した事件のご紹介。

イタリアの某有名人(もちろん超お金持ち)への誕生日プレゼントとして超高級万年筆を日本からわざわざFED○Xで送った方から聞いたお話。

仕事上の関係でお付き合いがあるとのことで、こういう高級プレゼントを送ったそうなのですが、なんと、その方宛てにFED○Xから電話があったそうなんです。その内容は、なんと・・・

相手方が荷物の受け取りを拒否されました!


で、困った送り主から相談を受けたのですが、最初はまさに「???」でした・・・。

「相手方が高級なプレゼントを受け取るのを拒んだのか(賄賂と認識して・・・)?」
「実はその送り主との関係を絶ちたくて、わざわざ失礼なことをしてきたのか??」

私の頭の中に湧いた原因はこの2つ。。。
詳しい事情を知るために、色々とお話を伺ってみました。

すると、その方、プレゼントを送る時の申告の書類に、正々堂々とその超高級万年筆の値段(小売価格)を書いてしまったとか・・・。

とすると、受け取り人は、関税を支払わなくてはこの荷物を受け取れないので、もしかしたらこれが原因なのでは・・・と直感。
(まあ、プレゼントを受け取るために高い関税を支払うってのもシャクな話ではあるけれど・・・・)


送り主の代わりにその超セレブ・イタリア人に電話をしてみました。
(結構緊張しました・・)

その方と話してみると、まあ、送り主から誕生日プレゼントが届くとは思ってなかったし(もちろん、届いたのは誕生日ではなかった)、なぜその人の荷物を受け取るために高い税金を払わなければいけないのか・・・!と、かなりのお怒りモード。

今度イタリアに来る時に、持って来るように伝えて欲しいと言われました。

う〜ん・・・・・・。


この話をそのまま送り主に伝えるのはちょっとコクですよね〜。

まあ、自分が買った物の値段をそのまま記入してしまうセンスも「ちょっと・・」。払って払えない金額ではない税金を拒否して送り主の気持ちもブチ壊しにしてしまう超セレブも「ちょっと・・・」。そして、個人的に好かれてなかったという大きな悲しい現実が・・・。


結局のところ、送り返されてきたその超高級万年筆とともに、送り主と超セレブとの関係も泡となって消えたようで、贈り物も海外に送る場合は色々と考えたり気を回したりしなきゃいけないのね・・と、私は学ばせて頂きました。


外国へ何かを送る時の申告金額は、小売価格を書く必要はなく、その物の価値を書けばいいので、関税を受け取る人の身になって申告した方が良さそうです!!
まあ、紛失する可能性もなきにしもあらずなので、高価な物は手渡しに限りますよね♪

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お盆は終わってしまったけれど・・・『怖い話』特集
2006 / 08 / 17 ( Thu )
日本のお盆休みと同じように、イタリアではこの時期、FERRAGOSTOという、まさにお休み。
8月15日は、聖母マリア被昇天の祝日(←こちらの正式名称はASSUNZIONE DELLA BEATA VERGINE MARIA)。そして小学館の伊和中辞典によれば、『8月15日以降の約1週間のFERRAGOSTOのお祭りの起源は、古代ローマ帝国のアウグストゥス帝が自分の誕生日に因んで制定したFERIAE AUGUSTI(8月1日の祭り)に由来する。』そうです。

さて、日本のこの時期と言えば怖い話特集。
冥途インもこれにしなんで、心霊話!ではないのですが、イタリアのお墓の話を一つ。

もちろん、これから書くお墓の話は地域によっても、家族によっても違うと思いますので、ご了承ください。また、違う話をご存知の方は是非コメントくださいね!


なぜ会話がお墓の話になんてなってしまったのかは忘れてしまいましたが、我々日本人にとっては仰天の話で、色々とそれこそ根掘り葉掘り聞いてしまいました。

まずもって日伊の大きな違いは、日本は火葬、イタリアは土葬。(日本も地域によって土葬されている所もあると思いますが・・・)

我々に話をしてくれた人曰く(エミリア・ロマーニャ地方の人です)、没後30年たったら、お墓を掘り起こし、遺骸を小さくまとめて別スペース(いわゆる集合お墓)に移動させるのだとか・・・・。

理由は、もちろん、スペースの問題。イタリアの国土は日本とほぼ同じ。日本は約38万平方キロで、イタリアは約30万平方キロ。日本より若干小さい。そして、歴史の長さは・・・。

そのイタリア人曰く、『今生きている人の数よりも、亡くなった人の数の方が断然多いのだから、一人一人を埋葬していたら、家の数よりもお墓の数の方が多くなっちゃうじゃない・・・。』と。もちろん、偉人、やんごとなき家系、お金持ちの家は、この話には相当しないと思いますが・・・。


他の州のイタリア人にも聞いてみました。

掘り起こす埋葬後の年数は異なっていましたが、やはり答えはYES。『何でそんなこと知ってるの!? そうそう、掘り返すのさ。掘り起こしてみて、まだ完全にミイラ化していない場合は、もう数年おいて待つのさ。』

「冗談でしょ〜!」と言いつつ、ちょっと想像すると怖かったので、ツッコミを入れなかったために、冗談か本当かは判断できませんでしたが、やはり、その人曰く、(ちなみに、マツゲが長くて自分で切ってしまったルイージ君)お墓を掘り起こす習慣はあるということでした。
しかしながら、ルイージ家では、所有しているお墓のスペースが大きいので、ルイージがこの世に生を受けてから今までの間(30数年)は、まだ掘り起こした経験はないそうです。


ちなみに、聖職者は反対派が多いけれど、現在は、火葬が見直されているとか・・・・。火葬にして骨を壺に入れて埋葬していれば、お骨を先祖代々のお墓に移動させる時も、露骨ではないですものね。あっ、露骨っていう言葉の起源はこれなのか・・・?

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発見!イタリア製シミ取り化粧品♪
2006 / 08 / 08 ( Tue )
ベネツィア郊外在住のricciaさんのブログで、すごい物を発見しました!!

ricciaさんのブログはこちら→


ワインを使った...




常々、イタリア人はシミが気にならないのか?ということが疑問だった私に朗報。
『やっぱり気になる人はいる』という結論に達することができました。

ricciaさんによると、ワインを原料とする自然系化粧品でシミ取り効果がある製品があり、しかも、売り切れ状態で9月までは手に入らないそうです!


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自動販売機@イタリー その3
2006 / 07 / 31 ( Mon )
オーストリアには『石』の自動販売機が存在する!!という『85へぇ〜』的な事実を知り、詳しくは再び、[おべんとクンの日々(表)]へどうぞ!!→http://vivnyanco.blog11.fc2.com/

私も調子にのって、自動販売機ネタ続けてしまいます。

イタリアのタバコの自動販売機がとりもった国際的友情について。(←やや誇大表現)


東京では、タバコ屋さんなんて本当に見かけなくなりました。昔は小さい窓口におばあちゃんがチョコンと座っていて、ガラガラとガラスの窓を開けて応対してくれていましたよね。(その頃は私はまだタバコは吸っていなかったと思うけれど・・・・)

それに代わって、自動販売機がほとんど主流を占める東京(東京以外でもそうだとは思いますが、いかがですか?)で、タバコを買う時に会話をする必要が、さらに自分の銘柄を口頭で宣言する必要さえなくなった東京とは異なり、イタリアでは、TABACCAIO(タバッカイオ)、要はタバコ屋さんでの購入が主流で、自動販売機は本当にイタリアでは見かけません。

ミラノ、ローマなどの大都市でも本当に少ない。

タバコの自動販売機がある所は治安が良い場所だなんて話を聞いたこともありますが、もしかしたら、前回のネタのように、そこを壊せばお金がある!とかタバコがある!とか思わせるのは、悪い連中を刺激してしまうからかもしれません・・・。


さて、今回の話はローマのNazionale通り(某日本のデパートの支店もある大通りです)のそばにて起こった出来事。

夕食を食べにレストランへと向かっていた時に、タバコがあと1本でなくなることに気づき、タバコ屋さんのこの看板を探していたのですが、なかなか見つからず・・・、散々歩いてやっと見つけたタバコ屋もちょうどクローズしていたところでした。『タバコ買いたいんだけど・・・』とシャッターを閉めている兄さんに聞いたのですが、その日はワールドカップのイタリア戦があるので早く帰りたかったのか、もうレジも閉めたから駄目!無情にも、外の自動販売機で買ってくれと言われてしまいました。


しかし、その自動販売機に書かれている説明を読むと、この自動販売機は夜の9時からしか動かないとのこと・・・・。9時になるまでまだ約1時間あったので、他の自動販売機を探すか、タバコ屋さんを探すか・・・と仕方なくトボトボと歩いていました。

道すがりのレストラン経営者らしき男性に尋ねても、「俺はタバコやめたちゃったから知らないな〜」と。(国の禁煙条例のせいで、イタリアはタバコを吸わない男性がホントに多くなりました。)

タバコ屋も自動販売機も全く見つからず、半ば諦めて途中で見つけたレストランに行こうとその自動販売機の近くを通りすぎると、まだ9時前なのにもかかわらずその前で人が何かをしていました。

気になったので、近づいてみると、タバコを買ってるではあ〜りませんか?

『な〜〜んだ。信用して損した。9時前でも動くのか・・・・。』と思い、私も買おうとしましたが、例の『お釣りMAX式』のため、私が持っていた10ユーロ札では購入できないということが分かり、ションボリしていると、ディナーに行くような格好をした老カップルが近づいてきたので、両替をしてくれないか頼んでみようとすると、彼らもタバコを買いたかくて近づいてきたことが分かりました。

私が話しかける前に、その自動販売機の説明書きを読み、『あなた9時からしか使えないって書いてあるわよ〜!』と奥様。
『いや、5分前くらいに買っている人を見たから確かに動いているはずですよ』と私。
『じゃあ、あなたはなんで買わないの?』と奥様。
『10ユーロしかなくって・・・この販売機お釣りが出ないみたいで、困ってたんですよ。』

奥様がお財布の中をチェックしてくれている間にズルコミをした若者あり。

しかし、この若者、『お釣りMAX制度』の警告を読まずに、10ユーロ紙幣を挿しこんでしまった後で、どうしようもなく2個購入せざるを得ない状況。(やっぱりズルコミはいけない!!でも、イタリア語を話せない英語圏のガイジンだったから仕方ない・・・。)

その若者とちょうど同じ銘柄が欲しかった私は、彼のいらない1箱を買い取り、無事にその若者からお釣りをもらって一件落着。

その老ローマ人夫婦と、近頃の禁煙情勢やらなにやらの世間話をし、日本ではどうなのか?という国際的意見交換をし・・・。

販売機は自動だったけれども、とってもアナログな経験でした。

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自動販売機@イタリー その2
2006 / 07 / 28 ( Fri )
今日も本題に行く前に、前説から・・・。
自動販売機とはちょっと違うけれど、旅先でお世話になる機会があるのは、ATM。日本からユーロをたくさん持って行くことは紛失の恐れもあるから危険だし、かと言ってカードやトラベラーズチェックが使えないこともあるから、どうしても現金は必要ですよね。

そういう時に便利なのが、ATM。今は、クレジットカードでも現地通貨を引き出せる物があるからすごく便利なのだけれど、私が留学中にも学校の先生やら先輩学生からの助言としてよく言われていたのが、『カードはすぐに引き出せ!』

もちろん、最初は機械自体を使い慣れていないこともあるから、行動が『シドロモドロ』状態になってしまうのですが、カードを入れて、暗証番号を押して、必要な金額のボタンを押せば現金に続いてカードが戻ってくるのですが、この時にカードをすぐに引き出さないと、機械がカードを飲み込んでしまって大変なことになるらしいのです。

銀行の外に併設されているATMで、しかも銀行の営業時間ならまだしも、夜だったりすると、そのカードを取り戻すのは本当に面倒らしいです。

まだ、カードを飲み込まれてしまった経験は実際にはないのですが、本当に何人もの人に気をつけろと言われたので、皆様もお気をつけください!(恐らく盗難防止の策だと思われますが・・・)


さて、本題。
今回電車で訪れたピエモンテ州の小さな町の駅構内で見かけた面白い自動販売機です。
とっても昔懐かしいものだったので、ついついパチリと撮影してきました。
ヒキの画像はこれ。

vending1.jpg


何気ないレトロな飲み物の自動販売機。売られているのはペットボトルだからアップデートはされているのだけれど・・・。

この自動販売機。お金を入れて、欲しい商品の番号の数字を1つ1つテンキーで押すと、商品がガラガラと押し出されるタイプの自動販売機で、もちろん、日本にもあるけれど、注目していただきたいのは、お金の入れ方。

細長い穴にコインを縦に入れるのではなく、1ユーロコインを丸い穴の中にヨコに入れ、レバーをガシャンと押し滑らせて機械の中に入れる・・・。う〜ん、言葉で表現するのって難しい・・・。スライド方式って言うのかな・・・。ちょっとでも分かり易くするためにアップの写真をどうぞ。

vending2.jpg


私の指が持ち上げている所がレバーで、上の丸い穴にお金を入れてガチャンと上にスライドさせます。

確か、私の小さい頃(昭和40年代)はこういう差込式の自動販売機ってあったと思うのですが、平成の世(イタリアには昭和も平成もないけれど・・・)に、こういうレトロな機械にめぐり合えるとは思ってもみませんでした。


次は隣にあったお菓子の自動販売機。

vending3.jpg


こんなに頑丈にしなくてもいいのに・・・というほど堅固にガードされています。やはりそれを壊せばいっぱい美味しい物が入っているって分かっている箱は壊されやすいのでしょうか・・・。

イタリア以外の他の国の自動販売機事情も気になるところ・・・。

[★おべんとクンの日々★(表)] http://vivnyanco.blog11.fc2.com/blog-entry-245.htmlに、ウィーンのトイレに置かれている自動販売機の話が載っていて、とってもビックリしました!

他の国のビックリ自動販売機をご存知の方がいらっしゃれば、色々教えてください〜。

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