標準語って・・・
2006 / 04 / 29 ( Sat ) 「ちょい音声学」というか、外国語学習シリーズをひとまず締めくくる意味で、長い間疑問に思っていたことを書いてみます。
日本人が「英語」って言った場合の英語って、何を指すのかな??? これに類する素朴な疑問はもう一つあって、ついでだからこれも提起してみます。(似て非なるものだけれど) よく日本で使われている言葉で「欧米」って言葉があるけれど、それはどこを指すのかな? 二つ目の疑問の「欧米」ってよく考えてみると、とってもいい加減。アジアと中東とアフリカ以外の外国全般?はたまた白人文化?いやいや、アジアと中東以外にも有色人種は住んでいるのだから、そういうわけではなさそう。 あれ?南アメリカ大陸は、アメリカってつくから欧米に含む??ロシアは?ヨーロッパも昔の言い方で東と西に別れていたけれど、両方? う〜ん、立派な討論番組でも、当然のように「欧米では○○なんですよね〜。一方日本はといえば・・・・。」のような話をするエライ人もたくさんいるし、「なるほど、フムフム、そうなのか〜。」と軽く納得して受け流してしまうことが多いけれど、正しい定義をご存知な方がいらっしゃれば教えてください! (私としては『アメリカでは○○なんですよ〜。』というそのものズバリの表現を避けるために、欧米とボヤかした表現を使っているような気がする・・・・。そう、私が好きな、『ちょい・・・』とか、『・・・みたいな』とか、それと同じグループかな・・と。 そういわれてみると、自分のことを説明する時に、『イタリア人である』というよりも、もしろ『シチリア人なのだ』とか、『ローマっ子』なのだっていうような、地域性を具体的に差別化をしたがる傾向の多いイタリア人も、(日本人でも「私は、日本人というよりも『江戸っ子』です」とか、『大阪人です』とか(←こうは言わないケド・・・)言う場合も多いですよね)、OCCIDENTALE(オッチデンターレ)=西洋では、っていう説明するけど、そういう場合の西洋と日本の欧米ってのは同義かな? さてさて、最初に提起した、「英語ってどの言葉?」について。 『現在の日本にとって一番身近な国であり、一番大きな国であるアメリカの言葉なんじゃん?』というのが、恐らくごく一般的な回答だと想像します。正式には、どこで使われている言葉が日本で標準英語とされているんだろ?というか、そういう標準英語ってのが、はたして定められているのだろうか?? なんとな〜く、現況を眺め回してみると、北アメリカ(西と東の区別はあるだろうけれど)で使われている英語のような気がする。イギリス英語ではないだろうな。 小さい頃に家族とイギリスに渡り、学生生活をイギリスのロンドンで過ごした人曰く、学校(しかもしつけが厳しい寮制のプライベートスクール)では、正しいクイーンズイングリッシュが叩き込まれ、ハリウッド映画で聞き覚えた言葉を発すると先生にヒドく怒られた経験があるらしい。 今流行りの言葉を使えば「セレブ」な集まりでは、どのような言葉を話すのかでその人の品性やバックグラウンドを判断されるらしい。古い日本の言葉で言えば、「お里が知れる。」って感じか? 身分制度が確立されていた国であるし、自国の伝統を重んじる国であればこその教育方針であるけれど、日本の教育方針ってどのように実践されているのかな?ある有名なお嬢様学校で、挨拶の言葉は、『おはよう』も『こんにちは』もひっくるめて、全て『ごきげんよう』とする。っていう決まりがあるみたいなものかな・・・? とっても素朴な疑問としては、(残念ながら私は東京生まれで学校も東京の学校しか行ったので分からないのだけれど)、東京以外の学校では、国語の授業はどんな言葉で行われてるんだろ?(よろしければ教えてください!)私は、東京生まれだとしても、標準語があまり好きではなく、祖父母や親が使う江戸弁が好きなので、私も仲間に入れてください。 日本語の標準語って、要はNHKのアナウンサーが使っている言葉ですよね?だから東京弁じゃない。あまりにもフラットで、というかきれいすぎて、物事を正確に客観的に伝えることはできるけれど、自分の気持ちを込めにくい、そしてつたわりにくいような気がするのです。 いつものごとく、話は横道にそれたけれど、やっぱり日本は ((事実、アメリカ以外の欧米では、(我ながらイヤミな表現・・・)、“いわゆるアメリカ英語”を話すと、「なぜアメリカの英語を話すのか?」と聞かれることが多いのです。)) 『どの言葉を使っているのか?』っていうことって、歴史的な植民地政策とつながるのでとってもデリケートな問題だし、『どのように話すのか?』というのは、本人の素地やバックグラウンドや今キーワードとなっている品格にもつながるから、話す外国語も、なぜその言葉を使うのかなんてことに気を使っていきたいと思っております。 しかし、日本で設定されている標準英語ってどんな英語なんだろう?調べてみよっと。ゴールデンウィークのお出かけ前に、そして、お帰りの際にも一日一ポチ、とよろしくお願いいたします。 ![]() |
イタリア留学の貴重な思い出
2006 / 04 / 28 ( Fri ) 『ちょい音声学』の話が続きましたが、今日も語学学習ネタです。
もう改めて書く必要はないけれど、私はモノマネ好き。小学校の頃から担任の先生のモノマネなんてものをして、ウケを取っていた癖を今でも引きずっています。(このブログを読んでくれている元同級生の方々、「覚えてる???」) そうそう、偶然にこのブログを発見して、もしかしたら私が書いているのかも・・・・と思っていて、私の使うダジャレで確信した!という友達もいました。自虐的な余談・・・・。 そんなフザケた性格の私でも、1年弱のイタリア語学留学中は、自分の『できなさ』にめげて「ちょい自閉症」となり、日本語も英語も含めて言葉がまったく話せなくなったという障害に見舞われた暗い経験があります。 原因は、「自分の言いたいことが言えない」というストレスに負けてしまったから。 相手の話はまあまあ分かる。でも、うまいきり返しが出来ない、いいタイミングで発言できない。うまい表現が見つからない。正しく話そうと考えて何を話すかというよりもどの単語をどの順番で当てはめたらいいのか・・・なんていう小さな失敗が積もり積もって大きなストレスへ。 活発で、自分が大きな恥ずかしい間違いを犯してもガイジンだから当然と考えられる陽気なラテン系民族とか、世界の皆が自分の家の言葉を話すことを当然だと考えている大きな国出身の生徒が、快活に話している輪に入れない屈辱感って大きかったんですね〜。 間違いを犯すことを恐れて消極的になったり、相手の話していることが分からなくて聞き返す勇気がなかったり、自国語で考えた自分が言いたいことを外国語の語順に並べ替えて言うのに時間がかかりすぎて空白の時間ができることを恐れたり・・・・。 小さい小さい。 結構誰も気にしてないんですよね。そういうの。どうせガイジンだし。 自分の意見を堂々と述べる勇気を持てば、周りのガイジン(自分と違う国の人ではないという意味で)は認めてゆっくりと聞いてくれるはず。 こう開きなおることが出来た後の学校生活はまさにバラ色でした。 というのも、イタリア語学校には、色んな国から生徒が集まっているわけで、ゆえに、色んな国訛りの英語やイタリア語が聞けるわけです♪。 今、実際に外国に留学していらっしゃって悩んでいる方、もしくは留学を計画している方に、しかもちゃんとその土地の言葉を習得したいと考えていらっしゃる方に、こんな私でもできるアドバイスは、 ○日本人グループには入らない。 やっぱり人間は楽な方に流され易いから日本語で喋っちゃうし、日本人の美徳の一つである「謙遜」や、「出る杭は打たれる」的な考えがネックとなって、仲間同士で足並みを揃えてしまいがち。(悪く言えば足の引っ張り合い) ○できるだけ、英語が母国語でない人、しかもできれば習得しようとしている言語の学習レベルが自分よりもちょい上の人と友達になる。 英語で喋るにせよ、それ以外の外国語にせよ、自分の母国語ではないから、自然と話す速度や使う単語も自分の身の丈に合う範囲のものであるはず。加えて、ガイジンがおちいり易い間違いも発見できて、人のフリみて我がフリを治せるわけです。 ○できるだけその国の人と話す機会を増やす。 友達を作るのが一番いいけれど、環境によってそれも難しいかもしれないから、そういう場合は、できるだけ買い物する場所をスーパーマーケットから路面店に変える。 さらにストレスがたまらないように、1週間に1回は日本に電話して家族や友達とペラペラしゃべって、流暢に話せるのだ!という自信を回復する。 いかがでしょうか? 有益な留学生活を!! フムフムと思ってくださった方、何をナマイキなと思われた方も是非ご協力いただければ嬉しいです♪ ![]() |
ちょい音声学
2006 / 04 / 26 ( Wed ) 前回に引き続いて、「ちょい音声学」の話。「ちょい音声学」とは、ちょいワルのパクリですが、音声学を極めた人には物足りない素人くさい話、知らない人には「ふ〜ん」というような
大学の頃、英語学科なんていう所で学びました。 しかし、今改めて考えると、「英語学科なんてなんぞや?」と思いますが、当時は、『 英語こそ自分が国際人になるための必須アイテムだ!』という間違った考え方をしていたので、とりあえず合格ハチマキをして受験勉強をしていたのでした・・・。やや自虐的反省。文学部でもないから、『や〜らない』って思えばシェークスピアの悲劇も知らずに学生時代を謳歌できるし、もともと英語学科なんて所に来る学生は帰国子女で英語が元々ペラペラな人が多かったわけで、改めて高校まで勉強してきた英語をさらにレベルアップする!という感じでもない。なので、極めて、不真面目な学生生活を送っておりました。 思ってみれば、あの頃こそ、色んなことを真摯に学ぶ時間や機会に恵まれていた時代はなかったわけで、その渦中に身を置いていた時にはこんな大切なことに何故に気付かなかったのだろうとと、今さらながら反省しても既に時遅し! しかし、そんな不真面目、無気力、夜の部に繰り出す六本木のことしか考えていなかった私でも(あの頃はまさにバブル時代のディスコ全盛期でした。)、音声学の授業だけは好きだったのでした。 音声学を教えてくださっていた教授は非常に面白くて、最初の授業の時におっしゃっていた、『私がどこの出身だかを当てた学生には無条件で「A」 をあげます!』という言葉が印象的でした。結局のところ、その教授が話す標準語は完璧で、全然訛りや癖がない。それもそのはずで、日本語の標準語で使う母音や子音が完璧にマスターされていたから、素人の学生には判断なんてつきようもないわけです。 で、その音声学で学ぶことっていうのは、要は、 - 口の中の細かい部分の筋肉の使い方。- 口の中の細かい部分まで含めた形。-発生方法。 -舌の使い方。 -抑揚というかイントネーション。要は上がり下がりとか強弱。 これらと、実際に出てくる音の関係や、それぞれの言語での使い方を学ぶわけで、元来モノマネ好きの私の好奇心は大いに刺激され、モノマネ道を極めるために重要だったわけです。(もちろん、モノマネ道とは、外国人の話す言葉や日本の方言探求も含みますよ〜。しかし、私の尊敬する人は清水みち子さんではありますが・・・・。) それぞれの言語や方言の発音の「特徴」をつかむ、というのが、それっぽい発音に近づく第一条件。(なんだか偉そうですね〜私。ごめんなさい。 )そうすれば、標準日本語訛りの英語(もちろん地方訛りの英語も)、韓国訛りの英語、イタリア訛りの英語、フランス訛りの英語、インド訛りの英語なんていう高等テクニックの習得、さらには、タモリさんばりの「四カ国語麻雀」を再現する日も近い!(そんなことを目指す人はあんまりいないと思うけれど・・・。)語学学校に通って、学校で習った英語をさらにブラッシュアップさせたいとか、新たな言語を学びたいと思ってらっしゃる方がきっと多いと察しますが、まずは、外国人の先生がしゃべっている時の口の形や舌の形や位置、息をどこから出しているか(腹式なのか鼻から出すのか)をよく観察してみて、自分でもその形からマネするようにしてみてくださいませ。 まずは、どこの筋肉を使っているのかっていうことを意識するのがとっても難しいと思いますが、色んなところにチカラを入れてみたり意識してみたりして試行錯誤してると、きっとうまく行くと思います。最初はかなりテレると思いますが、お試しあれ! こちらの方にもご協力いただければ嬉しいです♪ ![]() |
子音は疲れる!?
2006 / 04 / 25 ( Tue ) 今日はいつもの冥途イン・イタリーに戻り、外国語の発音の話を少々♪
先週(たしか・・)パソコンでポチポチと仕事をしている間テレビを付けていたのですが、元CCガールズの青田典子さんを突然CDデビューさせる!という番組が流れていました。 頑張れば夢は叶う 的なアプローチが好きだし(笑)、年齢も近いし、なんとなく心情に共感しちゃったので仕事を放ってテレビ がよく見える場所に移動して見入ってしまったのですが、そこで・・・!!彼女が歌を歌う 時の癖で、『ア行』が『ハ行』になってしまう!!と出演者やMCに笑われていたのですが、そこで冥途イン魂(そんなものあったのか・・!)に火が付きました。『子音を発音するのは力がいる!!』 恐らく、日本語(自分の地方の方言)を普通に話している時には、自分がどこにどうやって力を入れて発音している(喋っている)のかなんて、全く考えていないと思います。(考えたり意識してたらうまく喋れないもんね。) それに、日本語の標準語って、子音の音を強く発音すると変に聞こえてしまうはず・・・。あっそうそう、周りで、例えば帰国子女だったとかで英語がネイティブ級にペラペラの方で、『し』の発音のうち『SH』という子音(「静かにしなさい!」という時に使う「シーッ!」という音)が強いなって気になった経験ないですか? とか、あんまりまだ日本語が達者でない外国人(あるいはコントで外国人の役をしているお笑い芸人)が日本語を話す時、 『ゥワッタシィーンノンナまえゥワ、ットーマスッデェーS。ィヨろシィックおねがいシまーS(←『ス』だけど『ウ』がほとんど聞こえない。)』<ちなみに原文は「私の名前はトーマスです。よろしくお願いします。」> なんていう具合の日本語想像つきますよね? あれは、外国語の強い子音の発音を引きづったまま日本語を話すため。だから、これを逆に考えて、子音を意識して強く発音すると、外国語(子音が強くない外国語もあると思うけど)をうまくしゃべれるようになると思いますです。 ![]() でも、子音の発音を強くするって疲れるんですよね〜。腹筋使うし。のど鳴らしたりしなきゃいけないから・・・。 ということにハッキリと気付いたのは、イタリア語のトスカーナ訛り を知ってから。フィレンツェのあるトスカーナ訛りの代表的なものは、『カ行』が『ハ行』になる! 例えば、世界的に有名な清涼飲料水である『コカコー○』は『コハホー○』。(一番最初の『カ行』はさすがに発音するらしい。) 『ブオーナ・バカンツァ!(良い休みをお過ごしください!)』はブオーナ・バハンツァ!』 笑い話みたいだけれど、本当の話。イタリア語が分からない方でも、フィレンツェに行った時に、みんな『ハフハフ』言っているな〜となんとなく気づいていた方いらっしゃいませんか? フィレンツェに長く滞在していた私の友人曰く、『トスカーナ訛りって楽なのよ〜。』 彼女はその理由を説明する代わりに、私にある提案をしました。 あ〜疲れたという感じで『肩凝った』ってトスカーナ訛りで言ってごらん。 「はたほったー」 ほら、カタコッターって言うより、楽でしょ? 証明されました。『カ行』より『ハ行』の方が楽。 さらに「カタコッタ」を『ア行』で言ってみてくださいませ。 「あたおったー」 ほら、もっと楽でしょ? またもや証明されました。『ハ行』より『ア行』の方が楽なのでした! ということは、記事の最初の青田典子さんは、本来入れなくてもいいチカラを入れすぎた結果、『ア行』が『ハ行』になってしまっていたんですね〜(きっと)・・・。 ![]() |
なんだかとっても切なくて悲しくて腹が立つ・・・
2006 / 04 / 24 ( Mon ) 今日は全くイタリアとは関係ない日本のことについて書かせてください。私一人が私的なブログでこんなことをツブやいたって世の中変わるとは思わないけれど、絶対におかしいと思う・・・日本のテレビ。
先週末からずっとテレビを騒がせている岐阜の少女殺人事件。 犯人が高校2年の少年だということも含めて、スキャンダラスであり世の中の人の好奇心を煽る内容の物だからかもしれないけれど、報道のされ方があまりにもヒドい・・・。 なぜ、被害者である少女の名前と顔写真が全国的に知らしめられ、どのような生活をしてきたかが明かされ、無責任なコメンテーターに批判され、学校で撮影された合唱風景が電波に乗せられ、無神経なレポーターや記者に家族や友人が取材され・・・・・。 一方、加害者である少年の名前も顔写真も今後の更生の可能性を潰さないためという理由で伏せられている。もちろん、被害者には未来も何も残されていないのに。 加えて、レイプ目的で妻子を殺害された事件でも、鮮烈でスキャンダラスな事件ばかり担当している弁護士が記者会見に出てきて、殺害方法を描いた紙芝居を披露して殺意がなかったと声を大にして主張している風景が宣伝される。 正義ってなんだろ? 公正な裁きってなんだろ? 加害者の権利を守るってなんだろ? 声無き被害者の権利はどうやったら守られるんだろ? この日本の中で、いったい何人の人が「無残に殺されてしまった少女が何という名前でどういう顔でどういう生活をしてきたのか?」について知りたいと思っているのだろうか? 被害者の少女は、殺された後もなお、世間に対して辱めを受け、評論され、批判され、心ない人の好奇の目にさらされ、話題にされなければいけない運命だったのか? 自分の短い人生を犠牲にして、病んでいる現代社会に警鐘を鳴らす役割を担わされていたのか??? 本当に疑問。。。。 昔、大切な友人を事故で亡くした経験がある。その時から、自動車事故の現場に中継を出して、事故現場でまだ洗浄されていない血のついた道路を撮影し、それを世間に知らしめる意味があるのだろうか?と常々思ってきた。 残された家族や親類や友人たちは、このような映像をどういう気持ちで見ろと言っているのだろうか?? ごめんなさい。あまりにも腹立たしかったのでここで解消させて頂きました!!でも、こういう風に考える私の方が少数派なのかな? 最後に付け加えると、このように書く私とて、この事件の背景となっている退廃ぶりには批判的です。 |
喫煙作法
2006 / 04 / 19 ( Wed ) まずははじめにお詫びです。先日、禁煙ネタを書き、いかにも禁煙に努めようとしているような思わせぶりの記事を書きましたが、全然禁煙できてません・・・・。
さてさて、そんなこんなで、イタリア(ヨーロッパ)のゴールデンウィークともいえるイースター(イタリア語ではパスクアと言います)も終了。後は、夏休みまで頑張って働いてもらわなければ・・という感ですが、そんな中、ふと気づいた、またもやちょっぴりくだらないことがあります。 タバコほど恵み恵まれるものはあんまりなさそうだな〜と。 イタリアの町を歩いていて、とっても気になることは、タバコちょーだい!と近づいてくる人々。 もちろん若い人が中心なのですが、中年老年層もたまにいたりするわけです。 「タバコちょーだい!」と言われて断るのは、何だか自分がとんでもないケチだと思われるのがすごく嫌で路上での喫煙を止めるようになったオーストリア人やスイス人の友達もいましたが、これが、なぜか、嫌だって言いにくいんですよね〜・・・。 ガムや飴ちゃんを街角で食べようとしていて、もしも、「僕にもちょーだい」って言われたのならば、速攻断るのですが・・・・。 なぜか、タバコのタカリにはNOと言い難いのです。 ヨーロッパ各国の習慣かイタリアの習慣かよく分からないけれど、(もしよろしければヨーロッパの他の国の事情教えてください!)、自分がタバコを吸おうと思って箱を取り出す場合に、必ず相手に「どう?」と差し出す。きちんとした大人の場合、10人中9人はそうするような気がします。 今は、タバコを吸わない大人(特に男性)がとっても増えていて、「昔は1日に40本も吸っていたんだ・・・。でも俺様は意志の力ですぐに止められたぜ〜」と言うような輩がとっても多く、喫煙者の肩身が狭いので、「おお!お前も吸うのかぁ〜!」という変な共犯意識も手伝うのか、タバコの箱を差し出す人は本当に多い。 箱を差し出されれば、いくら自分が好きではないブランドのタバコであっても、 「自分のがあるからいいです♪」 と断れずに、「ありがとう」と言いながらタバコを頂きます。 まあ、何か自分だけが食べたり飲んだりするのは相手に失礼だから、「貴女もいかがですか?」って誘うのが当然のエチケットなのかもしれないけれど、日本ではそういう誘いを受けたこと、一回もないですね〜。 しかし、日本でも「タバコは見ず知らずの人からもらってもよい」という習慣があるのだとか。 BRUTUS 2005年3月号に書かれていた内田樹先生の記事によると、 居酒屋で隣に座った見知らぬ人に向かって「その、焼き鳥1本頂けますか?」という人はまずいないが、タバコを切らした時に、「1本いただけますか?」というのはそれほど非礼なこととは見なされない。それは、見知らぬ隣の人から「ま、どうぞ」とお酒を一献差し出された時に、「知らない人からお酒を頂く義理はありません」と拒むことが非礼とされるのと対をなしている・・・・。 これは、献酬や喫煙が、起源的に「共同体立ち上げの儀礼」であったことの名残をとどめている遺習ではないかと内田先生は考えていらっしゃるとか。 液体や気体は本来分割しえないものだから、分割しえないものを共有する儀礼を通じて、我々の祖先は「仲間であること」の確認を行っていたのである・・・。 ふむふむ、だから断りにくかったのか・・・・。 タバコちょーだい攻撃にはNOと言えなかった私も、液体の共有を断った経験@日本があることを思い出しましたので、ご披露。 小倉で仕事があった時に、さくっと飛行機で帰ればいいものをなぜか新幹線をチョイス。新幹線でガタゴト揺られる長時間の旅のお供として、仕事先(ワインの仕事でした)で頂いた、開いているワインを数本カバンに忍ばせていました。 途中駅から乗ってきた中年男性、ワゴンサービスが来るとすかさず缶ビールを2本注文。「ふ〜ん、長旅だから2本も一気に飲んじゃうのね〜」と心の中で思っていると、その紳士、私に向かって1本差出し、 「ご一緒にいかがですか?」 突然の想像もしていなかった攻撃にちょっと狼狽した私は、ムゲに断るのも失礼だとは思いながら、これからの長旅の間ずっと話に付き合うのもとっても面倒だったので、カバンの中からワインのボトルを取り出し、 「自分のがあるからいいです♪」 クスリと笑っていただけた方(苦笑でも可)、ぜひともポチリとご協力をばお願いいたします! ![]() |
チェケラッチョ・アブラッチョ♪
2006 / 04 / 16 ( Sun ) 総選挙のマジメなネタから一気にくだらないダジャレネタへ・・・・。
イタリア語ってm『・・・チョ』で終わる単語って結構多いんですよね〜。エンガチョとか。(←冗談です) 冗談はさておき、エンガチョっていう言葉って今となっては死語なんだろうか・・・? おっと、話がそれました。 今日のタイトルにある『アブラッチョ』ってイタリア語のちゃんとした単語なのですが、どういう意味か想像つきますか? 1.脂症 2.オリーブオイル 3.ブラジャー 正解は、もちろん1でもなければ2でもなければ3でもありません。 実はアブラッチョって『抱擁』というロマンチックな意味の言葉です。 でも、全くそういう風には聞こえないと思いませんか?? 『キス』という言葉も『バチョ』。やっぱり『チョ』がつく。『チョ』がつくと色っぽさもへったくれもなくなるな〜。 ちなみに、『アブラッチョ』は: ABBRACCIOと書きます。 抱擁一回は、UN ABBRACCIO。複数はABBRACCI<アブラッチ>。 「抱擁する」という意味の動詞は、ABBRACCIARE<アブラッチャーレ>。 どちらが元になっているのかは知らないけれど、腕という意味の言葉はBRACCIO<ブラッチョ>。(←照れながらブラジャーと言う時に使う言葉では本当にないですよ。) そうそう、イタリア語でも右腕というのは日本語と同じように、頼りにしている人物という意味で使います。 だから、「ロベルトは私の右腕だ!」という時には、 Roberto e' il mio braccio destro. <ロベルト エ イル ミオ ブラッチョ デストロ。> と言います。 (たまにはタメになるイタリア語講座) このアブラッチョ、手紙やらメールやらの締めの言葉としてもよく使います。英語で言うところの、A BIG HUG ってやつです。 先ほどちょっと触れた『BACIO』というのも締めの言葉としてよく使います。そしてBIG KISSっていう意味で、UN BACIONE<ウン・バチョーネ>という言葉もよく使いますが、いつもこの言葉を使う時は、八代亜紀さんの歌の『ダンチョネ〜♪』というフレーズを思い出してしまうのですが、私だけでしょうか? なんだか今日はイタリア語を知っている人向けのダジャレオンパレードな記事となってしまいましたが、よろしければ今日もポチリとご協力お願い申し上げます。 ![]() |
続・続、イタリア総選挙
2006 / 04 / 13 ( Thu ) イタリアの政治ネタはあまり日本のテレビでも登場しないので、ちょっとだけご説明。
僅差だけれど結局総選挙で敗れてしまった与党を率いるイタリアの首相シルヴィオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)は、超がつく程のお金持ち。多くの名だたる会社を所有、特に、メディアセット(MEDIASET)という民法3局が入っているテレビ局グループ<<←注:イタリアの民法(BS除く)は4局しかないのです・・。だから割り算すると75%)>>、新聞社(CORRIERE DELLA SERA)、出版社(Mondadori)、流通業界(STANDA)、それにイタリア人の心の拠り所であるサッカーチーム(AC MILAN)のオーナー様。。 もちろん、テレビ局を持っているということは・・・。そう、MEDIASETのチャンネルのニュースや討論番組は・・・・。推して知るべし。 家のテレビでMEDIASETの番組を見ることを禁じている反ベルルスコーニ派の私の友人もいるほど・・・。 (誤解のないように申し上げますが、これらのチャンネルでは政治色のない普通のテレビ番組(アニメやバラエティーやクイズなど)もやっています。) 前回の選挙の時にも、今回の選挙の時にも、当然、これらの局ではオーナー様の応援をしない訳はなく、オーナー様だから応援する人も、オーナー様が好きな人も皆で応援。 そんなセレブ・ベルルスコーニ氏の体制に、 半数強のイタリア人がNOと言った。 半数弱のイタリア人がYESと言った。 このように、イタリアがパッカリと二つに分かれた結果となったわけです。 上院獲得議席数を州別に見ると、 <野党勝利> 13 / 20州 アブルッツォ州 4対3 (投票率)83.4% バジリカータ州 4対3 (投票率)80.4% カラブリア州 6対4 (投票率)74.1% カンパーニャ州 17対13 (投票率)78.3% エミリア・ロマーニャ州 12対9 (投票率)89.5% リグーリア州 5対3 (投票率)83.4% マルケ州 5対3 (投票率)86.1% モリーゼ州 1対1 (投票率)82.3% サルデーニャ州 5対4 (投票率)78.2% トスカーナ州 11対7 (投票率)87.2% トレンティーノ・アルト・アディージェ州 5対2 (投票率)87.8% ウンブリア州 4対3 (投票率)86.6% ヴァッレ・ダオスタ州 1対0 (投票率)83.6% <与党勝利> 7 / 20州 フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州 3対4 (投票率)84.5% ラツィオ州 12対15 (投票率)84.5% ヴェネト州 10対14 (投票率)87.6% ロンバルディア州 20対27 (投票率)87.5% シチリア州 11対15 (投票率)79.4% ピエモンテ州 9対13 (投票率)84.5% プーリア州 9対12 (投票率)79.5% 出馬した候補者がどんな人で、そしてどんな候補者が当選したのかすら全く知らないので余計なことは全く言えませんが、やっぱり大企業が多くて産業が発展している州(カッコの中には代表的な都市の名前を書いてみました)では与党が勝っていて <ロンバルディア州 (ミラノ)、ラツィオ州 (ローマ)、ヴェネト州(ヴェネツィア・ヴェローナ)、 ピエモンテ州(トリノ)> そして、いわゆる南部と言われているシチリア州とプーリア州で与党が議席数を伸ばしています。 一度イタリア人の政治好きの友人に、何故シチリアとプーリアでは与党が強いのかを聞いたことがあります。彼によれば、これらの地域は政府指導による開発や援助が必要であり、それを絡めた政治的なプロモーションを通して地盤を固めているのだろう・・・と。 なるほど・・・。 さてさて、ちょっと面白くなって、このベルルスコーニ首相についてちょっと調べてみたら、彼の経歴を見つけました!! なんと、ベルルスコーニ首相は元歌手。 そして、掃除機販売業を行い、建築業で大成功!!!! その後、次々と企業を買収し財力と権力を増やして、ついにはイタリアという国のトップへ上り詰める。 (昔歌手としてCDを出していたというマンション販売業を営む営んでいた社長さんが、なぜかダブりました。(余談))。 マイワールドをゼロから築いた功績は本当に素晴らしいと思います。 この後、首相の座から降り、絶対的な権力がなくなった後、彼はどうなっていくのだろう・・と本当に興味があります。もちろん、落ちていくさまを見たいのではなく、どのように首相であった自分にオチを付けていくのか。経済界のトップであることには間違いないのだから、そこでさらなる手腕を発揮し続けて行って欲しいと素直に思っています。 そして、ゴミ収集から始めてドンドンと財をなし、競馬の馬の売買からサッカーチームのオーナーまで上りつめ、お城まで手にいれたけれど、地元サッカーファンや選手との折り合いが悪く、そしてついには法律違反を犯して国外へ逃れた元サッカーチームオーナーのことも思い浮かびました。 最近の日本では、逮捕されたIT関連企業の元社長のように、成功の絶頂からどん底に落ちる姿を見るのはやっぱり悲しいものです。 首相在任中は、それこそたくさんの問題行動はあったと思うけれど、何千年もの昔の遺産をたくさん抱え、それらを守ることが義務である国が変わることって本当に大変だと思う。世界の美術館は必要。でもその美術館も稼がなくては潰れてしまう。(今はそう簡単には他の国のモノにはならなくなったけれど・・・。) 素晴らしい美術館があっても、そこにたどり着くためには道路も必要だし、行く術も必要。自然は素晴らしいけれど、大自然の中では現代的な人間の生活を行うことができない・・・。 労働者の権利も大切。安心して仕事をしてお金を稼げて、家族が無事に暮らしていくことのできる世界は大切。でも、雇う側にすれば、仕事をしなかったりナマけたりインチキしたりする労働者を雇いたくない。できれば才能のある、もしくは才能がなくても努力して頑張ってくれる人だけを雇いたい・・・。 2つの相反する考えが共存できるようになるユートピアはいつか地球上に生まれるのかな・・。とっても他人事のような記事を書いてしまっていることを反省しつつ、聞こえてくるのは祇園精舎の鐘の音。 ![]() |
続・イタリア総選挙
2006 / 04 / 12 ( Wed ) ベルルスコーニ首相の、『ガセだ〜!』の詳細について記しているサイト見つけました。
AOL Newsの毎日新聞のニュースで見つけた記事によると、ベルルスコーニ首相は、開票後の記者会見で、敗北を認めなかったとのこと。 以降、記事です!http://news.aol.co.jp/story/news.date=20060412102700&company=70&genre=02&sub=002&article=020060412018.html 【ローマ海保真人】イタリア総選挙で中道右派勢力「自由の家」を率いるベルルスコーニ首相は11日、開票後初めて記者会見し、中道左派勢力「連合」の勝利について「現時点ではだれも勝利を宣言することができない」と述べ、敗北を認めなかった。 首相は他の与党党首とともに会見。下院で無効票などの再集計を要求していることを受け「最終的で明らかな司法判断が下るまで、開票結果を認めるわけにはいかない」と語った。 首相はさらに、土壇場で負けを喫した上院の在外議席分の票に「非常に多くの不正があった」などと主張。「不正」の詳細は明らかにしなかったものの、「無効だと宣告されることを考慮に入れないわけにはいかない」と述べた。またその結果、中道右派が上院で勝利し、中道左派が多数派の下院と「ねじれ現象」が起きた場合、ドイツのような「大連立」方式の政権を提案した。 首相の党「フォルツァ・イタリア」の選対幹部は11日、約2万5000票の小差となった下院で、無効票が約50万票、疑問票に近いものが約4万3000票あると指摘。ANSA通信によると、中道右派陣営による再集計要求が受け入れられれば、公式結果が出るまで2〜3週間かかるという。 しかし、中道左派を率いるプロディ元首相は同日、「だれが勝とうと勝ちは勝ちであり、それが民主主義だ」と述べ、ベルルスコーニ首相の大連立提案を拒絶した。 ふむふむ、しばらく混乱しそうだなぁ・・・。 さらに、また総選挙ネタ続きます。。。(というか続ける予定です。) ![]() |
イタリア総選挙
2006 / 04 / 12 ( Wed ) やっぱり今日は選挙ネタでしょう。
去る4月9日(日)にイタリアで総選挙がありました。 今回の総選挙はイタリアで見ることができずに、とっても残念。外国人だし、とってもとっても第3者的な立場から選挙を見るのは面白い。(イタリアの方々ごめんなさい。私は対岸の火事を楽しむようなことをしてしまいました。と、懺悔。) 日本の選挙と比べて何がそんなに面白いのか?? テレビで繰り広げられるモノから、巷で繰り広げられるモノまで、すべてひっくるめて、 討論が面白い! 以前も確か記事に書いたけれど、テレビ討論会でも素人さんの観客がヤジは飛ばすは、討論に乱入してくることもしばしば。 日本のように、確かに政治に無関心な若者も増えていることは真実なようですが、なんと今回の選挙の投票率は、なんと、 83.6%!!(前回の2001年は81.4%) 国民の一人一人がそれぞれの立場で政治を考え、政治にかかわろうとし、そして政治を変える力が自分にあるんだと確信している・・・。そういう数字ですよね。。やっぱりスゴい、イタリア人 。さてさて、今回の選挙の結果は、5年間続いたベルルスコーニ政権に(やっと)終止符が打たれそう。遠く離れた日本では現在の時点での最終結果がどうなったのか?ということを知るのは中々面倒なのだけれど、11日付けの伊誌La Repubblica(ラ・レプブリカ)によると、 上院(SENATO)は、 野党159議席 vs 与党156議席 http://www.repubblica.it/speciale/2006/elezioni/senato/index.html 下院(CAMERA)は、 野党347議席 vs 与党281議席 http://www.repubblica.it/speciale/2006/elezioni/camera/index.html で、僅差で野党連合の勝利!!そして政権交代か!! しかし、この選挙結果に対して、やっぱり我がベルルスコーニ首相は、 ガセだ〜! と、コメントされているらしいです。 ガセではないネタを常に提供させて頂いている『冥途イン・イタリー』にあなたの清きご一票を今日もよろしくお願いいたします!。 ![]() |
禁煙法@イタリア
2006 / 04 / 05 ( Wed ) そういえば、イタリアで新しい禁煙法が施行されたのが確か昨年の1月だったから、それから1年以上がたちます。
もちろん、その前からもパブリックスペースでは禁煙だったのだけれど、そこはイタリア。ほとんどの皆さんがプカプカとやってました。例えば、飛行機を降りて約10時間の拘禁状態から開放された気分でいつ来るか分からない自分のカバンがターンテーブルに現れるのを待つ間も、『VIETATO FUMARE(=禁煙)』というサインを目の前にしながらも、タバコをくゆらせつつ気長に待っていたものでした・・・。と少し遠い目。 しかし、この新禁煙法が施行された後は、空港内全面禁煙!ヨーロッパのどの国にも設けられているこジャレた喫煙スペースも一切なし!問答無用、例外なしの全面禁煙!! タバコも吸わずに長い時間荷物を待つことがちょっと耐えられなかった私は、空港の清掃員の女性(しかもタバコを吸いそうな顔をしている人(ちなみにどんな顔だ・・・・?!)に尋ねました。 Scusa! Sto cercando un postino per fumare ma non lo trovo… Mica possibile che non c’e’ nessun posto dove si puo’ fumare, vero? (ちょっとごめん〜!タバコを吸えるちょっとした場所を探していて見つからないんだけれど・・・。吸える場所が全然ないなんてありえないよね?) すると答えは、 Purtroppo e’ possibile, signorina…. (残念ながらありえちゃうのよ、お嬢さん・・・) 注目すべきは、もちろん、最後の『お嬢さん』ではなく、タバコを一服できるような抜け道を教えてくれなかったこと・・・。ちょっとフレンドリーに接するイタリア語を話せる外国人には物珍しさから結構優しく接してもらえるので、『ここで吸えるから一緒に吸う?』なんて答えを期待していたのでした。 Quindi funziona quella nuova legge… (ということは、あの新しい法律は効いているってことなのね・・・。) Purtroppo si’. (残念ながらそういう訳なのよ・・・。) という会話が確か、施行後直後の2月頃の記憶。 その時は、絶対暴動起きるに違いない!と思っていたけれど、その後、何回かイタリアを訪れる度に新禁煙法の効力はますます効いていて、ほとんど全ての公共スペースではめでたく禁煙となりました。 懐かしい・・・。禁煙のサインが貼ってあるバールのバンコ(カウンター)でエスプレッソを飲んだ後の一服・・・。もちろん、タバコ吸ってもいいのかな?と聞いた後に。 Non si puo’ fumare? (タバコ吸えませんか?)←残念そうな心配そうな顔をしながら否定形で聞くのがミソ。 端っこだったらいいとか、混んでなかったらいいとか、変な理由をつけて吸わせてくれたものでした・・・。 でも、今はダメはダメ! 去年、顔見知りのレストランで、他に誰もお客さんがいなくなったあとに、試しにタバコを吸ってもいいかと尋ねてみました。 答えはNO。吸った方も吸うことを黙認したレストラン側も結構高い罰金を支払わなければならないから・・・とのこと。 ちなみに、罰金の値段は、 1)禁煙違反者:27.5〜275ユーロ 2)禁煙を守らせない経営者・管理職:220〜2200ユーロ 3)喫煙室の施設条件が、法律の規程に従っていない場合:330〜3300ユーロ 結構高い・・・。 その店のオーナーと私は、ドアを出て、寒かったけれどお店の外で食後の喫煙タイムを楽しんだのでした。 愛煙家さまへの抜け道指南: ○レストランでは屋外のテラス席へ。 ○ホテルの部屋も禁煙が多いのだけれど、この場合には、レセプションで、タバコを吸ってもいいか?ととりあえず聞くと、『後で灰皿を届けてあげるから・・・。』などと対応してくれます。しかし、後から来るお客さんのために窓を開けて換気をよくすることを忘れずに。 ○路上での喫煙は可。なので、日本から旅行に行く場合は、携帯灰皿を忘れずに。 なぜ、こんな話題を今さら・・とお思いの方も多いかと存じます。それは、年度も変わったし、禁煙でもしようかな〜と何気に思い・・・。健康のため、吸いすぎには気をつけましょう! 今日も1日1クリックご協力お願いいたします。 ![]() |
ピリオドとコンマ@イタリア
2006 / 04 / 04 ( Tue ) うちの会社が4月決算なので、最もやりたくない仕事の一つである数字を見て落胆したり感激したり・・・・(本当は落胆と反省ばっかりなのだが・・・)
で、イタリアからの請求書やらイタリアへ発行している請求書なんぞも見ていたら、もしかしたらあんまり知られてないことかも・・・と改めて気付いたことがあったので、とりあえずブログ更新。(私の頭のリフレッシュのためにも・・・) さてさて、本題。 日本式というかアメリカ式というのか、インターナショナル仕様というのか、大きな桁は3桁ずつ『,』で区切りますよね。 例えば、百五十七万六千五百円の場合は、 1,570,6500円 のように。 そして、小数点なんかがついだ場合には、 例えば七万六千五百円五十銭は、 76,500.50円 ですよね? それが、イタリア の場合は、このコンマと小数点が逆なのです・・・・。七万六千五百 点 五 の場合には、 76.500,4 と書き、 ちなみに、 セッタンタセイミラチンクエチェントビルゴラクアトロ と読みます。 ふぅ〜、長い・・・。(25文字) ちなみに日本語だと ななまんろくせんごひゃくてんよん (16文字) どこかの町で一番偉い人が、数字の言い方が難しいフランス語圏の人は数学が得意なはずはない・・って確か言っていたけれど(違ったか?)こんなに数字がナガッタらしくて、言いにくい国もどうかと思うけれど、数字がとっても言い易い日本に生まれても数字が苦手な私は何を言う権利もありませんが。。。 もう一つちなむと、イタリアの請求書とか領収書での習慣。値段を数字で書いたあとに、さらに念押しの意味で文字で書きます。先ほどの数字、カタカナ表記にしたからいいものの、これがアルファベット表記になったら大変な文字数となってしまうのです・・・。 まあ、それはさておき、 上のセッタンタセイミラチンクエチェントビルゴラクアトロを解説すると、 セッタンタセイ=76 ミラ=千 チンクエチェント=500 ビルゴラ=『,』→いわゆる小数点のことです クアトロ=4 そうそう、日本方式やインターナショナル方式と同じように、3桁の区切りの点は読みません。 この『点』は、イタリア語では『プント』といいます。英語で言うところの『ピリオド』と同じように使うけれど、意味的にはドットコムの『ドット』(=点)です。 なので、イタリア語で『ドットコム』というのは、『プントコム』と言います。(←私は響きがかわいいので気に入ってます。) 数字に悩まされている私に清き一票を! ![]() |
お花見@日本
2006 / 04 / 03 ( Mon ) あっという間に新年度!
なんか自分が年をとっていくのを実感してしまうこの時期。 別にうちの会社に毎年新入生が入社してくる!という訳では全くありませんが、毎年同じように素晴らしく花を咲かせる桜を見ていると、前回見た時からもう一年過ぎたのだな〜と・・・。 さて、今年の桜は、靖国神社+小石川+上野・・・等と桜の名所スポットを転々と見て、最後は桜肉にて締めました♪ 桜肉というのは馬肉のことですが、お薦めの馬鍋屋さんがあるので是非ご紹介! 『桜なべ 中江』というお店で、今年が創業なんと100周年! 場所は、吉原大門のすぐ近く。 http://secure2.moc.co.jp/e-mail002/u/l?p=MgfxzIoSkN8Z このお店は、昔ながらの雰囲気が本当によく残されていて、(周りの雰囲気はもちろん変わってしまったけれど・・・)味はともかく、私の大好きなポイントは、下足番のおじいちゃんがいることなのです! 東京にお住まいの方は是非一度行ってみてください。また、東京以外のお住まいの方でも、東京にお越しの際は是非!!私もイタリア人が来日した時は絶対に連れて行きたい店の一つです!! さてさて、今日は、この中江さんに教えて頂いたお花見のウンチクをご紹介しちゃいます。(出典元は中江さんのメルマガでございます) その昔は、お花見 = 梅の花 でした。大陸文化が日本に伝わり、梅の花が愛でられるようになりました。 それが、平安時代になって、都市部に山桜を移植するようになってから、徐々に桜がお花見の勢力を伸ばし今日に至ります。 桃山時代になって、豊臣秀吉が吉野と醍醐(京都)で盛大な花見をしたことで、大衆にも花見をする(今までは貴族の楽しみだった)ことが急速に広まりました。 ところで、江戸時代の前半までは武士はものすごく桜を忌み嫌っていました。いっせいに散るから。椿の花も首を落とすようで縁起の悪いイメージがあります。それが太平の世が続いて、歌舞伎の忠臣蔵で「花は桜木、人は武士」という台詞が使われたことで、武士の桜嫌いが引っ込んだそうです。 桜の名所は全国いたるところにありますが、大きな要因にお殿様が参勤交代の際持ち帰らせたということがあるそうです。 ●「さくら」の語源についてのトリビア さくらの語源については、いくつかの説があるります。 1.古事記・・・「木花開耶姫」(このはなさくやひめ)のさくやが転化した。 2.さくらの「さ」は穀霊(穀物の霊)を表す古語。「くら」は神霊が鎮座する場所。「さ+くら」で、穀霊の集まる依代(よりしろ)を表すという説もあります。昔から、桜の開花が農作業の目安の一つになっていましたから、むかしの人々は桜に実りの神が宿ると考えたのでしょう。 というわけで、「日本人の桜好き」は「農耕民族」ゆえかも知れませんね。 今日はパクリネタでしたが、もしよろしければご協力くださいませ♪ブログランキングに参加中でございます・・・。 ![]() |
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英語こそ自分が国際人になるための必須アイテムだ!』という間違った考え方をしていたので、とりあえず合格ハチマキをして受験勉強をしていたのでした・・・。やや自虐的反省。
をあげます!』という言葉が印象的でした。
口の中の細かい部分の筋肉の使い方。
)そうすれば、標準日本語訛りの英語(もちろん地方訛りの英語も)、韓国訛りの英語、イタリア訛りの英語、フランス訛りの英語、インド訛りの英語なんていう高等テクニックの習得、さらには、タモリさんばりの「四カ国語麻雀」を再現する日も近い!(そんなことを目指す人はあんまりいないと思うけれど・・・。)
的なアプローチが好きだし(笑)、年齢も近いし、なんとなく心情に共感しちゃったので仕事を放ってテレビ
がよく見える場所に移動して見入ってしまったのですが、そこで・・・!!
時の癖で、『ア行』が『ハ行』になってしまう!!と出演者やMCに笑われていたのですが、そこで冥途イン魂(そんなものあったのか・・!)に火が付きました。
を知ってから。