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愛しの地ベネチア5
2005 / 07 / 18 ( Mon )
イタリアには24時間営業のコンビニはないし、(ローマぐらいにはあるのかもしれないけど実際には見たことないのでとりあえずこう書いておきます・・・)日曜日も観光客相手の店は開いてるけれど、日用品を売ってるお店はスーパーマーケットでさえも閉店している所が多いのが現実。今回は、経費削減(!)のために、外食は1日1回に抑えようというのがモットーで、朝と夜は基本的に家飯にしていたので、ちゃんと常備食を抱えていないとひもじい思いをしてしまうハメになるのでした。

前にも書いたけれど、市場に行ってキャーキャー盛り上がって買い物するのは忘れようもないのだけれど、しか~し、今回は痛恨のミステイク。土曜日の夜8時頃に、日曜日用のパンを買うのを忘れていたことに気付いてしまったのでした・・・。
いつも行くパン屋も既に閉店。買ったことはないけれど記憶の中にあった全てのパン屋も閉まってる・・・。『うわ~っ。パンなしか・・・』とほぼ諦めかけていたところ、乾物屋というか小さい食料品店というか、スーパーで売ってるような箱に入った朝食用のスナックパンなんかは売ってそうだけれど、決して普通のパンは売ってないだろうような店構えの店に、とりあえずすがってみよう・・・という気持ちで入ってみました。店の中には、若めの男性客に、この人が買った商品を使ったレシピを長々と説明していたので、その会話が終わるまでとりあえず、店の中を物色しながら待っていたのでした。

以降、私と、この『大阪のおばちゃん』を思わせる店主との会話:
私: あの~・・・・。パンは置いてますか?
おばちゃん: そこに置いてあるくらいしかないわ・・・。
私: いや、何て言うか、普通のパンが欲しいんだけど・・・。パン買うの忘れちゃって、今日の夜と明日用のパンがなくって困ってるんだよね~。
おばちゃん: そりゃえらいことやなぁ、あんたぁ~!<自分の手元にあった白い(パン屋の)袋に入ったパンを見せながら>こんなんのこと言うてんねんやろ??
私: そうそう!町中色々探したんだけど、空いてるパン屋が見つからなくって・・・。もうこんな時間だし・・。で、おばちゃんの店ならもしかしたら置いてあるかなって思って覗いてみたの。
おばちゃん: あんた、ここの人ちゃうやろ?・・・私もなぁ、この町に来たばっかりの時はえらい苦労してなぁ。あんたと一緒でよそもん同士、助け合わななぁ。土曜と日曜日にパンがなかったら、えらいことやがなぁ~。こんなんでええか?<と、自分の家用に買っていた、細いバゲットタイプのパンを1本秤に乗せる>
私: え~!?全部じゃなくても半分くらいで大丈夫だよ~。
おばちゃん: あんた何言うてんのん?今晩やろ?日曜日の昼やろ?夜やろ?あんた3回分やで?あんたら若いんやし、たくさん食べなあかんやんか。
私: ありがとう!でも、おばちゃんはどうするの?
おばちゃん: おばちゃんは大目に買うてるさかいに大丈夫やで。せやし、あんたこれ持っていき!はい1ユーロ。
私: ありがとう!!ほんとに助かったわ!感謝してる~~!
おばちゃん: ええねん。ええねん。気にせんとって。助け合いの精神が大切やさかいに・・・・。ええ休日過ごしやぁ~!!

以上のように、幸運にも休日用のパンをゲットできたのでした。
しかし、上の会話は、なんとなく、私のイメージで関西弁で書いてみたけれど、まさにこんな感じだな~。途中の内容をちょっと省略したので、実際は、おばちゃんと15分くらい喋ってたのでした。

月曜日の夕方にはベニスを出発しなければいけなかったので、午前中にこのおばちゃんの店に立ち寄ってみたら、おばちゃんは、いつものようにお客さんとの四方山話で盛り上がっていた。
私: おはよう、おばちゃん!元気?おかげでまだ生存してるよ~!
おばちゃん:あんた、よかったじゃないの~。
私: <他のお客さんに>私たち、このおばちゃんに助けてもらったの。土曜日の夜にパンがなくって困ってたから・・。
おばちゃん: そうなのよ~。
私: おばちゃん、私たち、今日仕事に向かわなきゃいけないから、挨拶に来たの。
おばちゃん: あんたたち、どこに行くの?
私: トリノ。
おばちゃん: トリノに仕事??あんたたちは建築家かいな??
私: (なんで建築家っていう言葉が出てきたのかは分からないけど、私たちが図体が大きい女二人だからっていう理由ではないことを祈りつつ・・・)違うよ~、私たち、トリノのチョコレートの買い付けに行くのよ~。
おばちゃん+お客さん: そりゃいいね~~~。トリノのチョコレートっていったら天下一品やもんね~。 気をつけて行きなさいよ~。
私: おばちゃん、記念におばちゃんの写真を撮ってもいい?
おばちゃん: あら、写真?いいわよ~。 (と言いながら、エプロンを外し始める。)
私: おばちゃん、エプロン外さないでもいいよ~。
おばちゃん: あんた、何言ってんの。ちょっとでも綺麗にしとかんなん。(と、ポーズを取る)
(写真を撮り終わった後)その写真、私に送ってくれる?(と、店の名刺を探し始める。)郵便でもいいけど、ほら、インターネットで送ってくれてもいいのよ~。あんた、ホントに便利な世の中になったわね~。仕事でも、そういうので連絡取ったりするんやろ?やっぱり仕事でも何でも一番大切なのは最先端の機械やろね~。そう思うやろ~?
私: 違うよ~、おばちゃん。一番大切なのは、今も昔もやっぱり心だって!
おばちゃん: あんた、いいこと言うやないの~。またこっちに来た時には、寄りなさいよ~!

と、このように、週末のパンを買うことが、世界の観光都市ベネチアでの心温まる1ページになったのでした。おばちゃん、ありがとう~♪
P1010516.jpg

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